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第13話:英雄の3戦士
2008 / 02 / 25 ( Mon ) 10:16:43
あの事件から数日が経ったある日。雪野そょ風以外のメンバーは全員マスターの部屋に集まっていた。

友らしい:みんなレオンとやらのことで面白いことが分かったぞ。この本の写真を見てくれ。

友らしいはちょっと古ぼけた本の1ページを開いてみんなに見せた。その写真には左から順番に、白銀の髪とクラウスナイトアーマーという高貴な鎧を着た男性、赤い髪と赤いローブを着た女性、黒い髪に黒いオデリアウィザードスーツを着た男性が写っていた。

卵王子:こ、この3人は5年前の戦争で英雄と称えられた3人じゃないか!これがどーしたんだい?マスター。
ムーディ:ちょっと、左の人はイメンマハ近衛隊長のアイディンなのは分かるけど、この真ん中の女性・・・そょさんじゃないのか?

まつむし:あら、ほんと。そっくりだわ。
pafe:赤髪の騎士!5年前俺の命を助けてくれた人だ。
友みたい:この前言ってた人ね。でもそょさんとは違うって言ってなかった?
pafe:あぁ、5年前のこの人と今のそょが同一人物であるなら、なぜこのギルドにいる?あの時のすさまじかった覇気も感じないし、それよりなぜ医者なんだ?
サイクロス:たしかにそょはこのギルドの中では古参とは言えない。なにか知らないのか?Haniel

全員がHanielに視線を向け、なにか知っているのではないかと期待していた。

Haniel:すまないが、あいつは過去について触れることを極端に拒むんだ。末期になると、母親の名前をつぶやきながら震えだすんだ。
ぶるぅりぼん:きっとなにかあったのね・・・
友らしい:俺が言いたいのはそょに似た人じゃない。こいつだ。

一番右にいた黒い人物を指差した。

友らしい:昨日、シンリスと一緒に官庁の資料庫でこの写真を見つけてな。シンリスがレオンってやつだと言うから借りてきたんだ。
準:た、たしかにこんな目をしていたよ。そっくりだ。
ゆずみみ:うん、この人だよ。
むむ嬢:あの有名な英雄の3戦士の1人が私を誘拐したなんて・・・キャハー。
準:つれていったのはゴブリンだけどね。
むむ嬢:それ言わないでよー。
卵王子:しかし、なぜあの3戦士の1人が今回の事件を?
友らしい:分からん。そょの持っていたペンダントを奪ったことになにか意味があるんじゃないかと。そょ自身はなにも知らないらしい。
そこで、サイクロスと準。2人にはイメンマハに向かってアイディンに会って来て欲しい。レオンについて情報をもらってきてくれ。向こうで修行してるユートゥと遙馨にもよろしく伝えてくれ。

サイクロス:了解です。








準:サイクロスさん、英雄の3戦士って?

ダンバートンを出発しイメンマハへ向かう細い山道を馬で走っていた。準は乗馬の技術がなく、サイクロスの2人乗り用の馬に乗せてもらっている。

サイクロス:準、知らないのか?5年前魔族と人間との間に大きな戦争があったんだ。その時前線で戦って、人々に勇気と進むべき道を示してくれた3人だ。あの3人の通り名は”白銀の戦士”これはアイディンのことだな。”赤髪の騎士”これはそょに似た人だな。戦士と呼ばれているが赤い弓を使う弓の名手だそうだ。残りは”黒衣の魔術師”ずば抜けた魔力を持っていたらしいな。それがレオンかもしれないってことだ。
準:へー
サイクロス:もっと前には伝説の3戦士って人たちもいてな。その人たちからきてるそうだ。

準:伝説の3戦士?
サイクロス:マリー、ルエリ、タルラークの3人のことだ。
準:ル、ルエリ・・・!?
サイクロス:お、おいどうした準。大丈夫か?

準はルエリという単語を聞いた瞬間から激しい頭痛が襲ってきた。頭を抱え、息が荒くなっていた。

準:ルエリ・・・兄さん・・・どうして僕はその名前を知っているんだ・・・。

サイクロス:おい大丈夫か?イメンマハはまだまだ遠い。休憩しようか。

細い山道に焚き火をし、簡単な食事をした。

サイクロス:準、いったいどうしたんだ?さっきから。
準:い、いえルエリという名を聞いてから頭が痛いんです。僕は気がついたらティルコネイルにいて、それ以前の記憶がないんです。というか思い出せないんです。
サイクロス:記憶喪失ってやつか。気にするな、いつか治る。
準:そうだといいんですが・・・。
サイクロス:俺もさ、親の顔なんて知らないし、物心付いたときから剣を握ってた。なにかに憧れていたわけもなくひたすら訓練していたな。
準:サイクロスさんはいつからギルドに?
サイクロス:俺はそょのちょっと前に入ったくらいかな。もともとマスターとまつむしさん、卵王子さん、ぶるぅりぼんさん、今は行方不明になっているさすさんの5人から始まったギルドだそうだ。俺やHanielは官庁のエヴァンさんからの紹介で入らせてもらったのさ。そょが入ったあとにpafeさんがどうしてもいれてくれって言ってたな。よっぽどあの赤髪の騎士を探してるんだな。

ガルルル・・・

サイクロス:む!?

なにかの気配を察したのか戦闘態勢に入ったサイクロス。それを見た準も素早く戦闘態勢に入りいつでも武器を出せるようにした。

がけの上から勢いよくおりてきたのは羊オオカミだった。羊を見せかけて、襲い掛かる人食いオオカミだ。

準:え・・・こわかわいい・・・。
サイクロス:そんなこと言ってる場合か!羊オオカミが3頭。討伐リストにあったモンスターだな。小遣い稼ぎにはなりそうだ。来い!ランダムカード!

カードが光り輝き武器へと変化していく。準も時を同じくしていつもの大刀を取り出していた。現れた武器は・・・漆黒のドラゴンの装飾がしてある両手剣。

サイクロス:ほほ、ここで来るかドラゴンブレイド。いいか、準。羊オオカミは連携がとても得意な連中だ。気を抜くな。

3頭同時にサイクロスに襲い掛かって来た。左右と上からの連携攻撃。

サイクロス:・・・甘いな。ウィンドミル!

剣で回転斬りを出し左右の羊オオカミをふっとばし、さらに回転の勢いを利用し上から来る羊オオカミを蹴り上げた。

サイクロス:準、準備はできてるな?
準:もちろんですよ!魔法剣技火炎剣!

弱った羊オオカミに炎を纏った剣で斬り焼き尽くした。

サイクロス:あちゃー、やりすぎだぜ。こんなに黒焦げにしちゃ羊オオカミって判断できんな。
準:す、すいません・・・
サイクロス:はは。いいってことよ。強くなった証だ。気にするなぃ。

そして2人は馬に乗り、イメンマハへと走り出したのだった。

第13話 完
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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

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comment
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むむちゃのキャハーが可愛いです。
ホントにこんなにしゃべってたら舌噛みそうだぁー
戦闘でカッコ良い自分にΣ(゚Д゚;)
回って蹴り上げるのって、アレダヨネ?!
そして、羊オオカミの丸焼きのできあがり。
いい連携だ(
いずれ準君の知られざる過去が紐解かれる予感(・∀・)
by: 回った人 * 2008/02/25 21:42 * URL [ *編集] * page top↑
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そょしゃん・・・(′・ω・)
by: xxあたるxx * 2008/07/25 01:45 * URL [ *編集] * page top↑
**承認待ちコメント**

このコメントは管理者の承認待ちです
by: * 2013/01/18 04:47 * [ *編集] * page top↑
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