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第10話:誘拐後編
2007 / 11 / 29 ( Thu ) 00:10:20
アイラ:ん・・・
雪野そょ風:起きたのね。

目が覚め、目の前にそょ先生が座っていた。
周りを見渡すと鉄格子ごしにコボルトが1匹うろうろしている。
そかにも数人の女性が檻の中で不安の表情をして座っている。

数分だっただろうか。檻の前にいたコボルトが突然姿を消した。


レオン:ほう、あのコボルトでもこれだけの数を集めるとは。

真っ黒なローブから見える真紅に光り輝く目が女性達をにらみつけている。
みんな震え上がって一番遠い壁に逃げるように集まっている。ただ一人を除いては・・・


雪野そょ風:あんたが黒幕かい?
アイラ:そょ先生危ない!

男は一瞬アイラのほうを見ると、再びそょに目を向けた。そして檻に手をかざし、ふん!と力を込めると檻はじゅーっと叫びながら溶け出していった。女性達は恐怖で声が出ない様子で震え上がっている。一人を除いては・・・。

レオン:長い間捜し求めていたものをお前が持っていたのか。

レオンは一瞬でそょの後ろに回り、気づいて振り返る前になにやら術をかけたのかそょは小刻みに震えながら、抵抗できなくなった。

アイラ:先生!

私はとっさに叫んだ。しかし恐怖で足が動かない。いつも助けてくれる先生が危険な目にあってるのに何もできないなんて・・・。
レオンは身動きができないそょが身に着けていた首飾りの赤い勾玉を引きちぎって、軽い笑みを浮かべたあと消えてしまった。レオンが消えるとそょはどさっと地面に倒れ、荒い息使いをしている。


春野そょ風:は、母の形見が・・・。でも、今は脱出が優先ね・・・みなさん行きましょう。

さっきの後遺症が残ってるのか足取りがおぼつかない先生。大事な形見が盗まれたのに、私達の心配をして私達を導いてくれる先生はすごいと思った。



pafe:SINKEL君通るよ!
SINKEL:あ、pafeさん

馬にのって駆け抜けたpafe。気づいたときにはpafeはすでにダンジョンの中に入ってしまった。あとに続く4頭の馬・・・

SINKEL:がんばってください。


そして30分後・・・


状況は最悪だった。

闇に姿を隠し、どこから攻撃が来るのか分からない恐怖と寒さで体力が失っていく3人。隅っこで分厚い氷のバリアで攻撃を何とか防いでいるものの時間の問題だろう。


ルシュ:助っ人に来たのに役に立たなくてすみません・・・

ルシュは自分の力なさに自信を無くしていた。
サイクロス:ルーが来てくれなかったら俺たちとっくに死んでたさ。

こういう状況で援軍が来てくれることはまずない。

しかし、馬の足音がどたどたを近づいてくるのが分かる。


コボルトの親玉:またねずみがきおったか。

Hanielは2人に合図を送り、氷のバリアを解き入り口付近に戻って援軍の到着を待った。

現れたのは・・・


ルシュ:来てくれたんだね!
nightingale:ふん、俺が力を貸してやるんだ。ありがたく思えよな。


来たのはnightingaleを中心とした少数派精鋭集団。準と同じく大剣を豪快に振り回す。ティルコネイルのファーガスとは違った意味で破壊神の異名を持っている。
サリアーヌとダァトは急いで焚き火をし矢に火をつけた状態で弓を構えた。


サリアーヌ:薄暗くて敵がどこにいるかわからないわ。
ダァト:煉、頼むよ。
煉刹那:あたしの出番ねー。

焚き火を囲むように横にサリアーヌとダァト。正面にnightingale。nightingaleの前に煉刹那が。
そこ!と言うと煉刹那がクナイを1本投げ、それに少し遅れてサリアーヌとダァトの火矢が放たれた。

遠吠えが聞こえた。どうやらHITしたらしい。苦痛で暴れているようだが、浄化の炎付きの矢を当たって音がしなくなった。1匹退治できたようだ。

煉刹那は暗殺術を得意とするくの一。暗闇の中で行動することくらい平気なのだ。それを利用して敵の位置を知る。しかしまだ2匹いるのはさすがに気づいている。残り2匹を同時に相手にするのはさすがに無理だ。敵も感じ取ったらしく、距離をとってこちらを威嚇している。

暗闇に遠吠えだけが鳴り響いている。

両者が睨み合っている数分。また新しい足音が聞こえてきた。


準:Hanielさんお待たせしました!
Haniel:そょ!無事だったのか!
雪野そょ風:途中でマスター達とpafe君が来てくれて。ほかの人たちはみんなが町まで護衛しているころよ。

一緒に囚われていたアイラを含む女性を護衛しているのはシンリス・ムーディ・卵王子の3人。援軍に駆けつけてきたのは友らしい・準・pafe・リオテインの4人。

そょはpafeからマンドリンを手渡され、小さく頷いた。そして、演奏を始めた。傷を負って体力を失っているのを回復させる魔法演奏を奏でた。


リオテイン:やぁnightingale。手を貸そうか。
nightingale:うむ。リオ、あのヘルハウンドの体を見やすい白にでも変えてくれないか?
リオテイン:生き物の色を変えるのは結構マナがいるんだよ。それに色を変えるには対象に直接触れないとダメなんだ。せっちゃん居場所は?
煉刹那:11時の方角50mってとこね。
友らしい:なら俺たちが隙を作る。Haniel!準!マナはあるね?この部屋を包み込む氷の壁を作れ!準!お前は炎で道を作り、いたるところに炎を飛ばして灯りにするんだ!一瞬でいい。
Haniel:マナが足りない・・・。
pafe:貴重なマナ薬だよ。飲んで力をつけて。


Hanielの体にマナが充満し勢いが付いた。アイスワンドを持ち集中した。

友らしい:準備ができたならやってくれ。

Hanielが部屋の中に杖をかざし、部屋全体に薄い氷の膜を作った。全面鏡張りの部屋を作り出した。そして準の炎がちりべまれ、炎の光りが鏡に反射簡易的に部屋全体を照らし出した。

友らしいはリオテインをつれて、一瞬で1匹のヘルハウンドの前に移動しリオテインは黒いヘルハウンドを白いに塗り替えることに成功した。

しかし、もう1匹いたヘルハウンドに先攻を許してしまった。リオテインは目を閉じていた間に、友らしいによってもとの位置に戻っていた。そして目を開けたときはnightingaleの一振りによってヘルハウンドは簡単に倒されてしまった。

部屋はまた暗闇に戻った。しかし、ヘルハウンドの体は白く塗り替えられ暗闇でもはっきり居場所が分かっている。


コボルトの親玉:よくもやってくれたな!

怒り狂ったのかヘルハウンドと供にファイアボルトを連発してきた。
みんなさすがに避難しているが友らしいだけが前に進んでファイアボルトの嵐に入っていった。


準:マスター!あぶない!
ルシュ:危ないよ!君。
サイクロス:まぁ待て準。なぜマスターが魔法キラーと呼ばれているかその目で見るんだ。

え?っていう顔をしてサイクロスのほうを見て、視線を友らしいに向けた。
その先に友らしいは・・・


友らしい:ふん、よくも俺の仲間を傷つけてくれたもんだ。報いを受けてもらうか。下級魔族の親玉よ。
コボルトの親玉:人間共に負けてなるものかぁ!

友らしいに向かって四方八方からファイアボルトが襲い掛かる。

マスター!

思わず叫んでしまったが、マスターはこっちを振り向いてニヤリと笑ったのが見えた。

四方八方を取り囲んでいたファイアボルトがすべて友らしいの手に集まっていく。


コボルトの親玉:な、なぜだ。
友らしい:俺の前で魔法など無意味。すべて吸収して逆に使わせてもらう。お前にマスターオブマジックの称号の重さを教えてやる!

吸収した炎に自分のマナを加え、爆発的に大きくしヘルハウンドもろともコボルトの親玉にぶつけた。

友らしい:魔を撃つ炎。烈火弾!

炎は上空までのび、天井を貫いた。消えるころには何も残っておらず、あいた穴から太陽の光がじりじりと照りつけている。

友らしい:終わったな。

にっこりと笑顔で戻ってきたマスター。最後はマスターらしいとこを見せてくれた。準はあいた口が塞がらない状態でマスターを見つめていた。

友らしい:nightingale達の救援も助かった。ありがとう。さぁ、帰ろうぜ!


めでたしめでたし(ぁ

第10話:完
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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

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<<こねたをひとつ * HOME * 第9話:誘拐中編>>
comment
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あれだな。自分では結構長めに書いたつもりでも思ったより短いね。もっと台詞じゃなくて風景の描写に力を入れていきたいと思います。
by: 雪野そょ風 * 2007/11/29 00:12 * URL [ *編集] * page top↑
**うち怪しくなってない?(**

らしいちゃんは吸収反射か、イイネ。
みたいちゃんをそろそろ出してクレー(

んで、結構イイカンジじゃまいか。

で、あれだ

うちかっこえー(
by: 友が付くマスターっぽい生物C * 2007/11/29 22:57 * URL [ *編集] * page top↑
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マスターかっこええ☆★

くろちゃの「なぜマスターが魔法キラーと呼ばれているかその目で見るんだ。」ってとこがさらにちーちゃのかっこよさを♪ニヤリと笑うとことかもw

小説楽しみにしてたのですっごいうれしかったですー★☆考えるのって大変ですが、本当にいつも楽しみにまってますー☆★
by: 遙馨 * 2007/11/30 03:43 * URL [ *編集] * page top↑
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>友がつくマスターっぽい生物その名も友○○○(
かっこいいでそかっこいいでそー、初コメさんきゅ。
やっぱマスターはギルドのトップだからね┣”派手で強くなくっちゃおもしろくないべ!

あれだそょ先生かっこええー!(

>はるつん
台詞じゃないとこを褒めていただいて光栄です(*ノノ)もっともっと修行します(`・ω・´)はるつんもそのうち出るじぇU*・ω・)b
by: 雪野そょ風 * 2007/11/30 04:25 * URL [ *編集] * page top↑
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まじっすかまじっすかw

うれしいです!!
どうしても登場人物がいるので台詞が重要にはなってくると思います。会話だけで状況がわかったりする場合もありますし・・

そんな気にしなくともそょさんの小説はちょうどいいかんじになってると思います☆★

わたし、どうやって出るのか楽しみにしてます★☆
by: 遙馨 * 2007/11/30 12:02 * URL [ *編集] * page top↑
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そょ先生カッコエー
マスターカッコエー

すべてがそこに持っていかれる話でした(笑)
クロさんが氷漬けにならなかったのは少々残念です(え
by: SINKLE * 2007/11/30 18:49 * URL [ *編集] * page top↑
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>はるつん
もうはるつんの技とか決めちゃってる作者がいますy
マビにはない技とかいっぱい考えてあるので、お楽しみにー。

>SIN君
今回SIN君の出番少なくてごめんよー。あとのほうで過去のエピソードとかで全員を主人公にした話でも書こうかね。
黒嬢の氷漬けはこんな早い段階でやってしまうと楽しみがなくなる(ノ´∀`*)
by: 雪野そょ風 * 2007/11/30 22:03 * URL [ *編集] * page top↑
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いえいえー過去エピソードとか楽しみですw
きっと俺はみぃにウサギの群れの中から拾われたという過去なのだと勝手に想像しときます(え
そういえば、調教スキルのおかげで獣使いってマビであるようになりましたよねーDKみたく動物以外も使えたらおもしろいかも。

クロさんの氷漬けは今後の楽しみにとっておきますw
by: SINKEL * 2007/12/01 03:30 * URL [ *編集] * page top↑
**染色のマイスター**

生き物染めれるんだ、しらんかった・・・
今度やってみよう!(ヨセ
by: リオテイン * 2007/12/01 22:00 * URL [ *編集] * page top↑
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生き物を染めれるのにはいろいろ条件があるのですよ~。
たとえば、直接触れないとダメとか、マナの消費量が多く集中していないと維持できないとか。
リオ様しかできない技なんだからねっ!

こんど是非ご自信を無色透明に変えてはいかがですか?(マテ
by: 雪野そょ風 * 2007/12/02 02:17 * URL [ *編集] * page top↑
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技がどんなのか気になっちゃいますねw
わくわくwww

いろいろ、技があってそょさんの小説楽しいです☆
やっぱり技名があるとかっこええですねw
by: 遙馨 * 2007/12/03 04:00 * URL [ *編集] * page top↑
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