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第9話:誘拐中編
2007 / 11 / 10 ( Sat ) 08:05:04
Haniel:ぐっ・・・
サイクロス:大丈夫か?


薄赤い通路を痛そうに撃ちぬかれた肩を押さえながら歩くHanielにサイクロスは心配して声をかけた。すでにさっきまでいた部屋からかなり歩いてきた。床下からトゲがでてきたりトラップ多数あり、なかなか進めずにいた。

Haniel:しかし、迷路だなこのダンジョンは。
サイクロス:行き止まりに何回行き当たったことか。一応通った道には印をつけているが、迷いそうだ。


時折、冷たい風が通路全体を吹きぬけ、まがまがしく『ひゅお~』と風が叫んでいる。

Haniel:くっ・・・
サイクロス:お、おい大丈夫か?


ドサッとその場に膝をついたHaniel。包帯で止血しているとはいえ、出血はひどく、だんだんと顔に血の気がひいていく。

サイクロス:少し休憩しようか。お、いいところに広めの部屋がある。

先に部屋に入り、敵がいないか確認してからHanielを招き入れる。幸いモンスターが出る箱型スイッチもなかった。
サイクロスは持っていたかばんの中から薪とライターを取り出し、焚き火をした。


サイクロス:包帯の交換をしておこう。

こんどは包帯を取り出し、Hanielの包帯を交換した。水色の美しいローブがぽつぽつと赤く染まっていた。

サイクロス:これでも食べてろよ。糖分がないと集中もできんしな。そょの教えだ。

サイクロスはチョコレートをHanielに差し出した。

Hanielはチョコを受け取ると一気に食べた。

Haniel:けほけほっ。やはり、せまいダンジョンで焚き火は長くするもんじゃないな。すぐ酸欠になる。先を急ごうぜ。

2人は火を消し、さらに薄赤いダンジョンへ足を向けるのだった・・・。






準:コボルト達が凍ったまま死んでいる・・・。
卵王子:これはどうみても彼の仕業だね。
友らしい:そうだな、Hanielしかおらんだろ。そういや、pafeの姿が見えないがどうした?
シンリス:pafeさんはうちらとは別方向へ馬で駆け出していきました。
ムーディ:サイクロスさんも大丈夫だろうか。
リオネール:わたしはダンジョンへあまり来ない主義なんだが、あまり長居したくないね。急ごう。
友らしい:この凍ったコボルトの先へ行ったのか?まぁいい。準、ちょっと溶かしてくれないか?
準:分かりました。


Hanielが凍らして、通路を閉ざしていた氷像も炎を操る準の前では無意味だった。すぐに溶け一同は、2人が進んだ道とは違う方向へ行ってしまった。一同が通ったあと、氷が溶けきったコボルトがドスンと倒れる音だけがダンジョン内に響いた。



そしてこちらは別行動を独断で取ったpafe。官庁のエヴァンにある人物達の居場所を聞き、愛馬『急速発進』で向かっていた。

pafe:ギルドマスターたちに任せてれば大丈夫だと思うけど・・・念のためあの人たちに知らせておこう。・・・逢うのがあんまり気が乗らないけど、今回だけは仕方ない。そょの友人なら力になってくれるはず。



サイクロス:Hanielの傷の深さから見ると、魔法に集中できそうにないな。

またしてもコボルトの大群に出くわした2人。さっきの戦闘で使ったピナカはカードに戻してしまったため、新しく実体化する必要があった。頭を左右に振りながらこちらを威嚇しているコボルト達。

サイクロス:こんどもまともな武器こいよ。

カードが光につつまれ、武器へと変化した。

サイクロス:こんなときに・・・。
Haniel:俺にあてんなよ。

実体化された武器は、長い鎖の先に麦などを刈る鎌が取り付けられている。いわゆる鎖鎌だ。

サイクロス:俺この武器苦手なんだよなぁ。できる限りでいいから援護を頼む。

アーチャーが多数いるから、なかなか前に出れない。しかし、こうして時間だけがすぎるとこっちが不利になるのも見えている。

サイクロスは意を決したように鎖鎌を構え、戦おうとしたその時!!


シャキン

風を斬るような音が聞こえた。コボルトが数匹、どさっと音を立てて倒れた。その人はサイクロスの横に立ち、目の前のコボルトを見つめていた。


サイクロス:助かったよ。ルシュ。
ルシュ:官庁のエヴァンさんから状況を聞き、手が空いていた僕が急いで駆けつけました。

ルシュという名の男は銀がかかった白っぽい髪をしており、白いコートに身を包んでいた。さっきの音は短剣をコボルトに向けて投げつけるために鞘から抜いた音だった。

ルシュ:素早くここを打破しましょう。

2人は左右から同時にコボルトを攻め立てた。Hanielは何もできず見ているだけ・・・と思いきや、傷口になにやら薬を塗っている。2人の実力を認めた上で、今自分が足手まといにならないよう傷口をふさぐことを選んだ。

コボルト群の最後尾にいた、ちょっと大きめのコボルトをルシュの愛刀グラディウスが一閃して倒すとダンジョンのラストを意味する赤い大きな鍵が落ちた。


Haniel:どうやらこの先はボスのようだな。
ルシュ:Hanielさん大丈夫なんですか?
Haniel:あぁ、なんとか以前そょから緊急時に使えって渡されていたファーストエイドを見つけてね。止血だけは完全にできたよ。

サイクロス:この先はボス部屋らしい。どうする?応援が来るの待つか?
Haniel:俺は行くぜ。どんなボスが来ようと俺がねじ伏せてやる。


ぎぎぎ・・・とすごく大きな扉を開けると、今までの部屋より数倍大きい部屋に出た。

部屋の四隅やいたるところに蜀台があり、ろうそくの灯りがうっすらと部屋全体を明るくしている。

部屋の中央には、コボルトの親玉らしいすこし大きめで茶色い魔術師用ローブを着ていた。


コボルトの親玉:人間よ、なぜ邪魔をする。
Haniel:さらった女を返してもらおう。
コボルトの親玉:返すわけにはいかん。あの娘たちはあの男に渡して金をもらう約束をしておるでな。
サイクロス:金のためかよ。
コボルトの親玉:そうさ。お前らはワシの同胞をいっぱい殺した。許すわけにはいかん!

コボルトの親玉は持っている杖を天にかかげて、こう叫んだ。『我らコボルト族にあだなす義賊どもを食い殺せ!ヘルハウンド!』

ぼわーん。と煙が立ち上がり3匹の黒くて大きな犬が立ちはだかっていた。人間の身長よりも一回りも大きく、魔族が好んで飼いならすことで知られている魔犬だった。


さすがにヘルハウンドの存在は知っていた3人。すぐに臨戦体制をとり距離をとった。


コボルトの親玉:蜀台よ!消えろ!

唯一の灯りだった蝋燭の火が消され、部屋は真っ暗になった。

Haniel:まずい!俺たちは視界を奪われた。しかしヘルハウンドは犬だ。匂いで俺たちの居場所がばれてしまう。
コボルトの親玉:ふぉっふぉっふぉ。その通り、失意のどん底を味合わせてから殺してやる。

サイクロス:敵が見えないんじゃどうしようもない・・・どうすれば・・・。
ルシュ:何か手を考えないとっ



おおおおっとボス登場っ。3人はどうなるのでしょうねぇ。食われるのでしょうかねぇ。ドキドキ"o(〃・ω・〃)o"ワクワクですねぇ。このあとの展開はどうなるのか、たぶん分かった人はあえて言わない方向で(
では、バイト行ってきまーす。続きはまた今度|彡,+;。゚ シャランッ
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テーマ:自作連載小説 - ジャンル:小説・文学

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comment
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るんるん!!!
でてきてる((´∀`))

おもしろ→ぃ♪♪
by: maki♪ * 2007/11/10 18:30 * URL [ *編集] * page top↑
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えっ... Σ(゚ω゚)くわれるの?!!

by: かにゃ * 2007/11/11 15:04 * URL [ *編集] * page top↑
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うはw
こっちには俺出ちゃったwww
ナイフ投げ・・・いいなぁ・・・やりたいなあ・・・
ジャイのジャべりン投擲みたいに近接にもそんなスキルほすい・・・w

なんか・・・w
今回のいい所かっさらっていかせてもらったなあw
俺www
by: ルシュ * 2007/11/12 05:06 * URL [ *編集] * page top↑
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